造園
植木に肥料は必要ですか

1: 植木に肥料は 必要? 植木に肥料は必要ですか?とよく質問されます。 答えは必要です。 でも、移植したばかりの植木への肥料は注意が必要です。 堀取りの時に、根に傷が付いていたら、肥料により、傷口から腐ってしまう事もあります。 植え付け後は 水やりだけで根の発根を進めましょう。 2:肥料の種類と時期 育成段階の植木は 春と秋に1回ずつ、冬に寒肥の計3回です。 基本的に 施肥は牛糞堆肥や油かすの有機肥料が良いでしょう。 寒肥は12月から2月の植木が休眠している時が良いでしょう。 3:年間の施肥計画と施肥のタイミング 元肥 植木を植える時、植え穴の底に堆肥を入れ、その上に土を入れて植え付けします。 お礼肥 開花後や果実を収穫した後に樹勢を回復させる為、与える肥料です。 追肥 一度に多く肥料を施しても無駄になるため、数回に分けて施肥する事を追肥と言います。 4:肥料の種類(性質) 有機肥料 落ち葉や牛糞堆肥等の動植物を原料とする有機質の肥料です。 土の中の微生物などが活性化し土壌の改良が出来ます。 化成肥料 多くの肥料原料を配合して科学的に合成された肥料です。 N(窒素)-P(リン酸)-K(カリウム)の3要素を中心に配合されている。 成分の割合によって特色のある効果を発揮し、速効性があります。  

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造園
庭の土

庭の土、昔からの屋敷の庭の土なら、土の状態は良い思います。 しかし、新設の造成地の庭の土は ほとんどの場合、庭の土には適していません。 山の斜面を 重機で切り開き、又は 田圃や畑に盛り土して造成しています。 大型の重機で何度も往復し、転圧してあるので、コンクリートの様に固く締まっています。 この状態だと 水はけや通気性が悪いので、庭の土に適していません、好ましい庭の土では有りません。 庭の予定地、あるいは花壇の予定地は 最初に準備作業が、 可能なら重機で、又は ツルハシや鍬で、掘り起こし、 石やガラ等を取り除き土を柔らかくします。 深さは60cmから80cm位で、良いと思います。 興起した土に牛糞堆肥やバーク堆肥など投入し、撹拌します。 多すぎると窒素過多に成るので気を付けましょう。 窒素分が多い様なら、散水したり、土を休ませましょう。 休ませるとは 庭の土を堆肥と撹拌した状態で、半年位放置することです。 そうする事で、庭の土が自然な状態になります。 又、 植木や花、ハーブの育成中、様々な問題が発生してきますが、次回からブログで発表していきます。 購読よろしくお願いします。

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