古民家再生
古民家 土壁補修と漆喰

土壁が見かけより、痛んでいます。 竹こまいに土壁を塗り、中塗りの砂壁仕上げ、 砂壁は風化して、風でパラパラ砂が落ちてきます。 そこで、中塗りの砂壁を下塗シーラーで補強、 浸透力と乾く力が強いので、写真は まだらに見えます。 砂壁が落ちている部分補修に 島壁ドカットを使用、土壁の上を補修して行きます。 数カ所深く穴の開くところも、島壁ドカットで補修。 亀裂のある場所も補修、結構、壁がぶかぶかしている場所が、確りしてきました。 漆喰は 袋の配合大和漆喰を使用、少しずつ攪拌機で練りながら、塗りました。 1回目ではむらがあるので、2回塗りしました。 柱に漆喰がはみ出た部分の修正の清掃作業もしました。 漆喰壁、完成しました。

Read more
古民家再生
古民家改修 フローリング

床が凸凹、±2cmの誤差、根太や床を解体し、新しい材料で床を貼り直すと 予算も大幅にオーバーしてしまいます。 そこで、既存の床の上に12mmの針葉樹ベニヤを貼り、 更にその上に15mmフローリングを貼り、三層にして仕上げます。 部屋の柱周辺が特に段差がひどいので、パッキンで段差を修正しました。 縦横、何カ所も、そして板ごとの修正があります。 結果的には最後まで、うねりは取り切れなかったです。 根太ボンドを大量に使用し、38mmのフロアータッカーで貼ってゆきます。 ベニヤが貼り終わると、すっきりしてきました。 しかし、床のうねりは 残ります。 フローリングを貼ってゆきます。 ベニヤを貼ったのと同じく、エアータッカーで止めていきます。 養生シートで、床を保護しながら進めます。 次は 壁と床の隙間の処理で、幅木を付けます。 この幅木は ホームセンター購入した板を流用しました。 フローリング作業完了です。

Read more
古民家再生
古民家改修 梁を磨く

古い建物は 梁が魅力です。 しかし、皮付きの梁で、おそらく唐松?  垂木も表面がざらざら、野地板もなぜか、錆びた古釘が、至る所に出ている。 天井は 付けないので、このままでは 美しく仕上がりません。 梁や垂木、柱は ワイヤーブラシのサンダーで、研磨しました。 でも、研磨作業は 最悪の事態を招きました。 防塵用具で完全防備したのに、首や袖口の隙間から、ガラス繊維のような極小のトゲが、 無数に入り込み、刺さり、チクチク、チクチク 此には 参りました。 唐松の磨きは 次回したくないですね! でも、研磨の仕上がりはとても良いです。 木肌が堅いのか、光沢が出ます。 又、垂木や柱には オイルステインを塗るつもりでったのですが、 在庫の水性クレオトップが有ったので、クレオトップを塗りました。 仕上がりは 予想以上にステキになりました。 又、野地板に出ていた錆びた古釘は 釘きりで全部処理したら、非常にすっきりしました。

Read more
古民家再生
古民家改修 2

最初の作業は 階下の牛小屋の跡を 農産物出荷作業場に改修すること。 柱を残し、間仕切りの板壁を撤去して、筋交いを入れました。 昔の建物は 筋交いが入っていないので、全体に歪みがでいます。 ベニヤの壁を入れる予定です。 壁用の下地は 既存の間柱と狂いがあるので、修正しながらの作業です。 又、ブロック基礎に、穴あきブロックが数カ所、使用されています。 お客様が 穴を埋めて下さいとの指示、2工程で埋めて上塗りしました。 写真は 1回目の穴埋めの写真です。 間仕切りの壁(ピンボケ)ですね。 農産物出荷作業場の出入口の開口部は 1間半有ります。 アルミサッシ3枚の建て付けです。 既存の取り外したサッシを流用するのに 既製品の3本レールの上下がありません。 レールを自作するので、作業を中断して、建物の広間の工事に入ります。 

Read more
古民家再生
古民家改修

知人所有の古い養蚕用の建物を 『友人、知人が集い、楽しめる拠点にしたい』と夢を聞き、 その話に共鳴し、なぜか作業することにしました。 NHKのドラマ、渋沢栄一の撮影セットのある付近、妙義山の眺望が素晴らしい所。 後で、写生したい衝動に駆られる場所でした。 最初は気軽な気持ちで、引き受ました。 養蚕小屋と言っても、建物は15坪 築60年くらいの木造建築、隣には軽量鉄骨の養蚕場。 今は 農機具や資材が至る所に散在している。 木造建築の建物の床を少しきれいなフローリングにして、壁を漆喰にしたいと言う、 フローリングは 乱尺のチーク材、漆喰は 本漆喰を使用、南房総の次女の家(120年位前のかやぶき屋根)を 柱とかやぶき屋根だけにして、洋館に全面リノベーションしたことはありますが、 壁は石膏ボードに漆喰仕上げでした。 今回は 昔の土壁、中塗りは砂壁、かなり風化が進み、少し触れるとパラパラと落ちます。 でも、面白そうだから、お世話になることに決定。 最初の作業は まず片付け、昔からの農家なので、物がたくさんあります。 (写真は掲載できません。) 片付けと準備に約1週間かかりました。 始まったら、あれも、これも、膨大の作業量になってきました。 乗りかかった船、やるっきゃない! 最初の作業は 話になかった、階下の牛小屋の跡を改修して、 農産物出荷作業場を作ること、 今回はここまで、

Read more
自動車
アイアン工房の移転、その 1

移転を中断して、忙しく5ヶ月が過ぎました。 実務が忙しかったので、投稿しなかっただけで、移転は進行中です。 計画は 機械類を仮設の屋根の中に入れて、外側に工房を建設します。 屋根が葺き終えたら、仮設の屋根を撤去して、機械類を搬出します。 それから、再度 機械類の上に、撤去した仮設の屋根を、上に葺きます。 何やら複雑な工程で、面倒くさいですよね! 次の作業は 工房の土間コンクリートの打設です。 地盤を 約10cmすき取り、厚さ10cmの採石基礎を作り、 鉄筋のメッシュを配筋してから、コンクリートの打設です。 使用するコンクリートは 23-8-25 の規格のコンクリートを使います。 (23はセメントが230kg、スランプが8、砂利のサイズ25mm) コンクリート打設は 3人で作業しました。 打設が忙しくて、写真を撮り忘れました。 コンクリートを養生して 土間コンクリートは完了です。

Read more
鉄の造形
発電機を購入しました! その2

発電機が容量不足、これでは溶接や切断が出来ない。 急遽、発電溶接機メーカーのデンヨー株式会社の関越営業所に、注文しようと問合せしました。 電話対応の担当者の方が、親切な方で、 使用状況や、すでに新規購入した発電機が使用に適さない事を 話した結果。 MIG溶接機や、プラズマ切断機は 機器に表示されている電力の3倍以上の 発電機能がなくては使えないと言われました。 新品を購入したいと言うと、対応機種は非常に高価、 リース上がりの中古発電機で良いのではと言います。 中古を斡旋してくれと伝えると、メーカは 新品の販売だけ、対応出来ないと解答。 中古発電機でも大型機は 使用回転数が低い設定なので、1万時間以の耐久性が 有るとの指導を受け、稼働時間の少ない発電機を探しました。 市場には 稼働時間の少ない発電機は 少なく、横浜の中古発電機専門店で見つけました。 稼働時間は 約1550時間、引き渡し前に整備もしていただく契約で購入決定になりました。 数日後、横浜の営業所まで、引き取りに行きました。 自分の無知とはいえ、勉強になりました。 今後の課題は 結局2台稼働するので、軽油の消費も多いので、 稼働中にバッテリーに充電して、100vを使うとか、 BDF(バイオディーゼル燃料)の装置を作り、稼働したいと思います。 BDF減圧蒸留製造機が、自作できるかな、出来たとしても、食用廃油収集が、出来るかな? でも時代は 脱炭素だから、誰か協力してくれる人、いれば良いな!     

Read more
鉄の造形
発電機を購入しました。しかし!

アイアン工房を移転しているのは 以前、記事を掲載しました。 電気工事店に依頼したが、問題が発生、『電気が引けない』 工房の下に砂防ダムや進入路が有るため、電柱工事が出来ない。 又、出来たとしても、電力会社が着工するのに、2~3年かかるので受注できないと回答。 納得できない私は その後、数社に依頼 でも回答は 同じ様な答え、 砂防ダムが出来る前は 無理なく電気が引けるはずだったのに、 250m位 下には電柱や電線があるのに、これには困りました。 すでに建物は 途中まで進行しているし、土間コンクリートは打設完了、 移転を中止して、別の場所に建設するか考えましたが、 発電機で稼働することになりました。 購入する発電機は 澤藤電機 機種名: ELEMAX SHX7000DiS (インバーター発電機)7.7KVA ヤンマーやホンダの発電機をOEMで製造する会社の製品です。 新品を注文して、納品までに2ヶ月以上待ちました。 MIG溶接機やプラズマ切断機、その他工作機械等、三相200Vや単相200Vの機械が混在しているので、 三菱電機のインバーターも購入して、配線しました。 工作機械等、問題なく稼働するのですが、MIG溶接やプラズマ切断機が機能しないのです。 原因は発電機の容量不足、棒溶接の溶接機は溶接できるのですが、半自動やプラズマ切断機は この発電機では出来ない事が判明しました。 私にしては かなり高額の出費なのに、、、 発電機2に 続きます。

Read more